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夕暮れ車道僕ひとり
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作詞 funi konagoto |
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汚れた手で何をする?
来るかも分からない未来のために。
今を生きていく意味さえも知らないくせに何かしようとした。
「頑張ろう」って叫ぶ歌を聞きながら
自転車を漕いだ
いつも同じように通り過ぎる道
いつからか「生きること」に夢中で
意味さえ持たない事もたくさんしてきた。
きっとあの頃の僕ならば頑なに拒んだだろうな。
何かに属することが当たり前になった今でもまだ
いっちょまえに「個性」だなんて
叫ぶのはどの口だ?
「疑う事、それは当然」そんな世界が「日常」に変わった。
毒されてんだろ?いつのまにか真っ赤に染め上げられてんだろ?
気付いてたんだろ?その手でたくさんの人を汚してきたことを?
罪悪感は止めどなく溢れ出てくる。
無意識に呟いた「ごめんなさい。」
そんな言葉で許されるのでしょうか?
こんな僕でいいのでしょうか?
紅に染まる手を見つめながら、ペダル思い切り踏み込んだ
「明日は笑っていられるかな?」夕暮れ車道僕ひとり。
ふとした瞬間つぶやくのはくだらない言い訳だけ。
付いたあだ名は「マイナスの塊」。
分かってるようで分かっちゃいない。
走ってきたつもりだけど
息切れすらしてないところからして
結局いつも手抜いてんだろ?
携帯から流れる曲にリズム合わせてペダル踏む。
周りの雑音にビクついてる場合じゃないはずだ
賭ける想いの重さが違うのなら見せつけるくらいの
気持ちを持つコト自体が大切なんだろ。
自分のパフォーマンスする事にすら怯えてんな!
いつの間にか楽してんだろう?
忘れてんだろ?本気の出し方を。
そんなんでいいのかよ?
こんなんで満足なのか?
愛だとか想いくらいしか残ってねぇ?
そんな人間でいいのか?
感情無くしたならまた拾い集めればいい
きっといつかまた取り戻すはずだから。
もしも僕の願いが叶うというのならば
どんな風にも逆らっていける
強い強い心を優しい心を
僕やみんなにわけて下さい。
甘えてんな自分は自分だろう?
他人なんかの力で何をするんだ?
自分で立ち上がれない、
そんな体でそんな心でこの先どうやっていくんだ?
自分の手で掴まないで誰が掴むんだ?
いつまで他人に任せんだ?
未来は自分が変えんだろ?
だったらやってみろよ。
失敗なんか恐れんな。
最初からみんな成功すんなら人生楽じゃんか!!
怖いのはお前だけじゃない。
僕らも怖い
みんな怖い。
他人が敵なんじゃない。
自分が敵だ。
試合開始のゴングは
もう鳴ってるぜ!!
「信じる事、それは当然」そんな世界が「非日常」に変わってた。
毒されてんだろ?いつのまにか真っ黒に染め上げられてんだろ?
覚えてんだろ?その手にたくさんの人が手を差し伸べてくれた事を?
感謝の気持ちは止めどなく溢れ出てくる。
無意識に呟いた「ありがとう。」
そんな言葉でいいのでしょうか?
こんな僕でもいいのでしょうか?
紅に染まる手を見つめながら、ペダル思い切り踏み込んだ
「この手で誰か救えるかな?」夕暮れ車道僕ひとり。
「疑う事、それは当然」そんな世界が「日常」に変わった。
毒されてんだろ?いつのまにか真っ赤に染め上げられてんだろ?
気付いてたんだろ?その手でたくさんの人を汚してきたことを?
罪悪感は止めどなく溢れ出てくる。
無意識に呟いた「ごめんなさい。」
そんな言葉で許されるのでしょうか?
こんな僕でいいのでしょうか?
紅に染まる手を見つめながら、ペダル思い切り踏み込んだ。
「明日は笑っていられるかな?」夕暮れ車道僕ひとり。
「今でもあなたに届いていますか?」夕暮れ車道僕ひとり。
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