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クウキノコエ
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作詞 nky |
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今日いないはずの子が帰ってくる
運転席の君が 要するにそんなこと言った
イヤフォンつけて 今からコエが聞こえるから
君の準備がいいなんて やっぱりこうだと思ったよ
土壇場で慌ててさあ大変 結局私に嗤われる
助手席が軋む まあ過剰処方
私の綺麗な指が伸びれば 大抵は好転
いま、コエが聞こえる
叫びでもない 透明でもない ただの男の子のコエが聞こえる
何でも無いようなコエで話してる なぜか中身が擦り抜ける
これは掴みに行けはしない
また私が小さなことを決めた
それが君の態度も決める
つまりいつもの気まずげな君
ごめんねかまってられないの
君の言ったコエが聞こえる
どこかで聞いたコエが聞こえる 私この子を知っているかも
十分大人の私たち 流れた想いは思い出せない
色褪せるもの
こんな時節に愛を語るの
気を待つという こと知らないの
返事はしない 解るでしょ
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