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幸せの青い空
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作詞 NAO |
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遠い春の日自分でも笑っちゃうくらい君が好きで好きでたまらなかった
出会いは僕が落としたハンカチを君が拾ってくれたことから始まった
二人で歩いた桜の並木道
舞い散る桜たちを両手伸ばして掴んでニヤリと笑った君は僕の方へ
僕も笑って君も笑ってた
気付いていた君の異変をでも君の笑顔を手離したくなくて黙ってた
涙の風に吹かれて怒りの雨に打たれて笑顔の海を渡って幸せの青い空を仰ぎ見て君に会いに行くよ
遠い春の日さよならと手を振り合うこともなく突然何処かへと消えた君置き手紙には「ごめんね」一言だけだった
もう何度桜は咲いて散るのを繰り返しただろうもう何度過ぎ行く春に涙を流しただろう歳はとりたくないものだあの日君が拾ってくれたハンカチで涙を拭う
遠い春の日君に似た笑い声が聞こえた古くからの仲間から此処にいるかも知れないと聞いて此処へ来た
車椅子に乗った君は誰かに押され桜を眺め笑っていた
君が生きていると知って君が笑っていると知ってもう何もいらないもうこれ以上何もいらない悔いなど有る筈もない堪えても堪えても溢れ出る涙のせいでハンカチを持つ手も震えてしまい落としてしまった拾ってくれたのは奇しくも君だった
「あなたが落としたハンカチを二度も拾うなんて」そう言って笑う君はあの頃とは少し違うけど僕が好きだった笑い顔で笑う君がそこにいた
「こんな姿であなたに会いたくなかった」と涙を流す君を見て世辞でも追従でもなく「綺麗」だと口をついて出た
少し驚いて少し照れて君は「良かったさいごにわたしの好きなあの頃のままのあなたにもう一度逢えて」と微笑んだ
涙の風に吹かれて怒りの雨に打たれて笑顔の海を渡って幸せの青い空を仰ぎ見て君に会いに来たよ
涙の風に吹かれて怒りの雨に打たれて笑顔の海を渡って幸せの青い空を仰ぎ見て君を想うよ
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