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サマータイム・ファーストラブ
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作詞 伊緒 |
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珍しく1人 歩いていた帰り道で 君の声が聞こえた気がした
その時に跳び跳ねるように私の胸が 騒ぎ始めたんだ
好きって気付けたことは『おめでとう』 だけど 笑って話してるだけじゃ伝わんないって
友達っていう肩書きで距離を縮めてみても ただ仲良くなれるだけだから
話したくて 君を見つけると わざとらしく大声で話したりして
最近よく笑うねって友達に言われるとなんか ちょっと恥ずかしくなったりだとか
少しでも君に気付いて貰えるだけで 私は満足なんだけど
跳ねる胸は 素直で とてもそれだけじゃ満足しなさそうなんだ
たとえ君が私を見てなくても 私はずっと君を見ててあげるから
たとえ君が遠い遠い場所に離れても 手繰り寄せて私が会いに行くから
たとえ君に『好き』を伝えられなくても きっと私は笑顔でいられる かな
唯一無二の親友 私よりずっと可愛くて 小柄な少女は私にひそひそ話
『実は、私。あの人が好きになっちゃったんだ』
あれれ 何人目の彼ですか? そんな親友とこ 別に嫌いじゃないけどね
だけど今回は別だって 相手があの彼なんだから
あの子に勝てるはずも無いって 分かってる
もっともっともっともっと女の子らしくあれたらなぁ...
たとえ君の隣にあの子がいたとしても 私は笑っていられるのかな
たとえ君があの子の前でしか笑わなくなったとしても 私は平気でいられるのかな
たとえ君と私のあるはずだった未来が… 『あ、ちょっとこれは妄想しすぎかな』 泣きながら笑ってみた
あの子みたいに上手く甘えられたら なぁ
あの子みたいに背が小さかったら なぁ
考えれば考えるほどもう追い付かない思いが溢れて 爆発してしまいそうってかしてるんだ!!
『いきなりだけど、君のこと好きとか言ってたら。君はいいよっていってくれんの?』
二人きりの教室 あの子はもういない二人の部屋
『嫉妬してさ、色々大変で。だいぶ気持ち悪いかもしれないけど、私』
好きでした が言えない あぁ 恥ずかしくなって
『これからもいい友達として宜しく!!』
なんて ほら
君は気付いてくれた 急に引かれた腕に 暖かい君の温もり
きっと夢でも見たんだろうな
『あぁ なんて良い日だろう』
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