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サクラ片想い
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作詞 Chiharu |
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今年も薄紅色に染まる街が
春の訪れを僕に告げる
「来年こそは」って毎年思うのに
変わらない2人が桜を見上げてる
君は まるで子猫のような瞳で
笑ったと思えば そっぽ向いて
近づいたと思えば 離れていく
触れ合う指先 君は何を想うの?
ふわり、誘う君の笑い顔に
行かないで 消えないで ただ祈るよ
君と僕の桜はいつ咲くんだろう
ずっと春を待ってる
四月の風は まだ少し冷たくて
君は寒そうに腕を抱えてる
暖かい場所はすぐそばにあるのに
君は 気づかないフリしてるだけなの?
「またね」って走り出した君が
花びらの雨に消えてしまいそうで
追いかけてさらってしまいたいのに
金縛りのように 1mmも動けない
ふわり、香る君の長い髪が
愛しくて 儚くて 泣きたくなる
君と僕の桜はいつ咲くんだろう
ずっと春を待ってる
散り急ぐ花びらが切なくて
春が来るたびに胸が苦しくて
この想い 伝えられないのなら
春霞の中 君ごと閉じ込めたい
ふわり、誘う君の笑い顔に
行かないで 消えないで ただ祈るよ
君と僕の桜はいつ咲くんだろう
まだ固い蕾が
ずっと春を待ってる
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