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めぐる
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作詞 aco |
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久しぶりにもほどがある
今日歩道橋の上で見た
すごく大きな花火
君の街でも咲いてるんだろうな
思い出せるかな
私は鮮明に覚えてる
人混みで握るその手は
幼くてもとても頼り甲斐があったこと
焼き鳥の方が好きだけど
綿あめ買った
火薬の匂いと
屋台の明かりに胸が躍った
友達と出くわすたびに
少し自慢げに
君の事紹介して見せたっけ
なんだか思い出すたびに
ツンと痛む
単純に楽しかったあの時は
もう呼んだって戻ってこない
久しぶりすぎてもう忘れたかな
私は鮮明に覚えてる
でも今じゃ
フィルム越しに見る景色みたいに
少しだけ切り取って見てる
黄色 赤 青
花火の散る色や
暗い街に浮かぶ点滅信号
白い煙になって登っていく
高く高くずーっと遠く
繋いだ手が離れて
もうどれぐらい経ったんだろう
少しずつ綺麗になる記憶を整理して
あの時も君とこうやって2人で
歩道橋の上から眺めてたっけ
私は忘れたふりして覚えてる
ずっと、ずっと今も
少しだけ思い出してよ
ほんの少しだけでもいいから
それで2人が
離れていても側に入れなくても
思い出すだけで笑顔になれるなら
それでいい
それでいいんだ
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