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時間泥棒
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作詞 MiKaN |
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体躯(からだ)に刻まれた 全ての”時”を操る刻印(しるし)
ボクは狭間に囚われたまま
この手で触れれば セカイは早まわり
枯れた木々に緑が芽吹く
瞳輝かしたキミ 今でも忘れない
森羅万象の理(ことわり)に背くほどの力は
救いか? それとも呪いなのか?
その手が触れれば セカイは逆廻り
深い傷は跡形もなく
壊れた旋律(メロディ)奏で 空へと消えゆく
時間を支配できるという少年の噂話
淑女達がざわめき始める
あの手に触れれば セカイは止まり
花は永遠に咲き誇る
いつか零れ落ちる美しさだとしても
「ボクはただ…
あの頃のようにキミと同じ時間の流れにいたいだけ、それだけなんだ」
茜色の空にそっと呟いた
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