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さくらいろ
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作詞 捩花 |
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明るい色に指先染めて 「また明日ここで」って 手を振った この桜の木の下で
澄んだ音色を響かす 花びらみたいな旋律
淡く色づいた風に のせて舞い上がる
まだ漂う明日は 遠すぎて見えなくて
霞む視界の中で そっと形なくす
変わらないと思ってた 描いた未来で 君は笑っていたの
それぞれの空を重ね合わせて 見つけた想いの欠片は映す
向かい合わせの二つの世界 隔てるものは何もないんだと
明るい光に指先染めて 「また明日ここで」って 手を振った
あの日の君と 出会えた奇跡 この桜の木の下で
光をまとった歌が 涙の色を変えていく
一歩を踏み出せたのは 君のおかげなんだ
君がそこにいたこと それは道しるべ 私は歩いていける
色あせていく記憶の端で 鮮やかに思い出される花
手を伸ばしたら届く気がした 指をすり抜けてったさくらいろ
たった一つだけ奏でるメロディ いつか君だけに響かせたくて
重なる空のすきまを抜けて きっと会いに行きたい
笑い合ってた あの日を想う この桜の木の下で
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