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追々ボール
作詞 ゆるり星
縄をほどいて話しかけた
君は寒い夜が好きと言った
砂埃に喉を痛めながら
まだ暮れない日に手を伸ばす君を
僕はそっと見つめた

眩しいよ 君の後ろっ側
もう入りません
光の入った丸の段ボール
僕の次に欲しいものが見つかるといいね
小さく呟く
僕にだけ呟く

格好をつけて笑いかけた
君は僕のサングラスをとった
相変わらず暗闇が広がる
空に見えるものが人の命と
君がそう言うから

重なってる影が浮き出る
もう追いません
日の出より先に僕が速く
走って見えなくなるところまで そして
そっと追い付こう
光に追い付こう

足と手と顔に縄を繋ぐ
君は暑い夜も好きと言った
風が止んで静まった景色
まだ隣で笑ってる君の声が
不思議と聞こえなかった

眩しいよ 君の後ろっ側
もう出せません
光の入った壊れないボール
僕の次に欲しいものが見つかるといいね
小さく呟く
僕にだけそっと

僕は僕の
君は君の
光があるから

咲かないよ 僕の心は
もう行きません
輝く先に何も無いのだと
君の次に欲しいものが見つかるといいね
思いを告げる
君にだけ告げる

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2013/04/03
ジャンル ロック
カテゴリ 片思い
コメント 僕が好きな君。
君が好きなあいつ。
僕が好きな僕と君が好きな恋の話。
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