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最後の祈り
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作詞 紫蘭*゜ |
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僕は
生まれる時代を間違えたかな
ずっと昔
人が命を懸けて命を繋いでた時代
自らの国を守るために愛する人を見送った時
掛け替えのない一時をただ一生思い続けてた
明日を見れない今を
ただひたすらに焼き付けて
焦がして焦がして心に刻む
僕は今とても似合わない時代を
簡単に泳ぐ
ただ決まったある程度の道を
不自由を感じない明るい街を
ゆったりと
もしも生まれる時代が違えば
この持て余した情熱を
ただ一人大切な人の為に注ぐ
同じように息する人はどれほどいるのか
堪らなく愛している
異色の感情がただひたすらに発熱する
残りの仲間を煮てしまうほどの有害な迷い魚
自らを焦がして散った後
もしも輪廻を巡るなら
命を懸けてあなたを守る
そんな時代に落としてください
平和の世に似合わない
僕は黒い黒い熱帯魚
泳いで泳いで悠々と
何食わぬ顔してあなたをも焦がす
穏やかに笑うあなたが
僕のために泣いてくれたとき
最高に幸せだと思うのだろう
一膜下の僕
さようならも出来ず
思いのままにも壊さず
大切なのはあなただけでもない
もしも僕が死んだ時は
どうか石の下になんか埋めないで
焼けた全てを
あなたが思う一番綺麗な場所に蒔いてほしい
それとどうか歌ってほしい
いついかなる時も、
誓いの言葉に音色をつけて
誓いの言葉をもう一度
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