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迎え
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作詞 灰色ノ聖櫃 |
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ちょっと前の悲しい言葉
いつもは平気だったのに
君が言うと悲しくなるよ
どうして君だけなんだろう
夏休み直前に
クラスは思い空気だった
中国の日本人学校に転校する
君は「たった5年だから」
そういって皆元気にしていたね
でも空気は変わらなくて
今は5年と言っていたって
のびたっておかしくない
皆同じこたえだった
クラスの中の
楽しみ会
皆は笑っていたけれど
何故だかとっても笑えない
心がなんだか苦しくて
いつでも泣ける時だった
君じゃなくてクラスの男子
「どうした?」そんな軽い言葉
言ってほしくもなかったよ
私はすぐに立ち上がって
その場を離れていたんだよ。
誰もいない教室で
一人泣き崩れた
後ろからさっきの男子が立っていた
軽い言葉を口にしないでほしかった
でも何も言わずに隣に座ってくれた
後から好きだって言われたけれど
「嬉しいよ。でもごめんなさい。」
こう言って教室にとび出した
体育館ではみんなが座って
主役の君が前に立って
皆にメッセージを伝えてた
全部最後にありがとう
一番言いたいのはわたしだった
それからさっきに男子みたいに
すぐに思いを伝えたい
私は急いでステージに上って
君の目の前に立ってこう言った
「大好きだよ!!だから絶対かえってきてね?」
今にも泣きそうな私の前で
「ありがとう。俺も好きだよ。」
こう言ってギュッっとしてくれた
泣きたいくらい嬉しくて
ずっと下をむいていた
君は頭を撫でて
「待ってろよ!!迎えにくるから。」
っていってまたギュッっとした
その次の日に空港まで迎えにいった
最後に君の頬にキスをして
「絶対迎えにきてね?」
そういった。
君はうなずいたけれど
別れはすごく早かった。
1週間たった日に交通事故で亡くなった
突然だった本当に
悲しくて何日も泣き崩れた
だけど前の男子の言葉を思いだした
「死んだって遠くにいたって
好きなのは変わらない」
この言葉が胸に響いて君にメッセージ
迎えに来るのはむりだけど
大好きだよ。
ありがとう。
嘘みたいな話だけど
本当の 現実の話
ありがとう。愛してる。
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