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晴天、海辺にて。
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作詞 naococo |
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ページをめくるたびに 思い出すから
アルバムを開くのは嫌いだった
あなたが残したたくさんの色
スケッチブックも箪笥の奥にしまったまま
晴れすぎた空に 落ちたものは雨じゃなくて
あなたを思うたったひとつの雫
人にのまれながら 時間にのまれながら
立ち止まる私を どうか許して
ひとりじゃないのは わかっているのに
美しい世界も 美しい未来も
ここに一人じゃ物足りないから
俯いて 立ち上がる場所を探している
生き急ぐ背中を いつも追いかけていた
私を認めてくれたひとりのひと
諦めないよ 何度でも行くから
これ以上 とらわれていたくないの
過去に縋るのは 自信がないから
あなたという道がない不安定な場所で
生きていく術を知らないだけ
だけど もう 歩いていくしかないだろう
あなたの言葉で救われた 私の未来を
自分で描いていく道を
アルバムを開いて スケッチブックをなぞって
あなたが残した言葉も あなたが残した色も
わすれないよう 心を時間に乗せていくよ
俯いた顔を上げて すこし笑った
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