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舞った花の境界線
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作詞 kappa童子 |
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ちっぽけな僕の前を 花びらが舞う
何気なく見た花の向こうは 綺麗な青空でした
最初から分かってたんだ 不釣合いだと
それでも見ていたかった
笑う僕と怒る君の 永遠に続けと思った
あの時の夢物語を
お互い初めて見せる格好で
向かい合ったけれど
何て言えば良かったんだろうね
スーツ姿の僕に 曲がったネクタイ
それを直してくれた 君の晴れ姿
眩しすぎて 目に沁みたんだね きっと
だから 僕の顔を見ないで
あの雨の日に泣いていた 初めて見る君
「分からない」と呟いた
叩かれた頬に冷たい雨 ただひたすら怖かったんだ
この雨のようになるのが
反対された二人の想い
「二人で一緒に」
右手をきつく握り締めてた
神父の前の君を 遠くで見てる
走り出したい気持ちを 必死に抑えてる
真っ直ぐに 拍手をしてみた けれど
右手が ヒリヒリと痛むんだ
風に舞う花びらの中 君と目が合った
僕の手には 昨日のメール
踏み出した足 それと同時に動く
君の唇が紡いだ 最後の言葉
「許す。」
「助けて」と残ったメールと 笑った君が
ずっと焼きついて消えない 消すことが出来ない
残された 教会の花びらが 舞った
遠くへ 飛んでいくためだけに
泣いてる僕の前を 花びらが舞う
顔をあげて見た花の向こうは 綺麗な思い出でした
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