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陰り空を照らす陽
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作詞 歌音胡々亞 |
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陰って来た空の下 君の事 想いながら
ふと空を見上げると 心を映す大粒の雨
そんな空が憎らしく 私の事を急かすんだ
君が喋りかけているの 君が笑顔を向けているの
どうして? 私じゃないんだろう...
君と一緒に居たくて 同じ時間(とき)に笑いたくて
心の中でも 君はずっと居たんだよ
ありふれた日常さえも 私には辛くても
あなたが笑うだけで 傍に居るだけで
陰った空も 明るく 照らすの
私の心を揺らした あなたが初めてなの
想うだけで 姿を見るだけで
心のメーターが上がって行く
陰ってる空に向かい 大きな声で叫ぶ
「曇り空はいつ晴れるの?」 私は空に答えを解いた
だけど答えは見つからない でも君が答えをくれたね
からかわれて拗ねる君も 寝てて注意受ける君も
私にはとても 大切に思えた
君が話しかけてくれた時 不意に笑顔を見せた時
私の世界は 一瞬でぐるり回る
陰り空に陽が射して 私の心も晴れて
想いに身を任せ 君に気持ちを伝えた
「ずっと前から...大好きでした」
心が軽くなるの 私は感じていたの
ありがとう ときめきをくれて
心は満たされて行くの
いくら想っていても届かないから
想いを伝えて正解だった
何故だろう? 凄く 凄く
君が近くに居るの
ありふれた日常が 特別に変わって行くの
「俺もずっと、大好きだったよ」
嬉しくて笑っても 瞳(め)からは涙が零れる
頬を伝う涙を 優しく拭ってくれた
気付いたんだ 私にとってあなたは
陰り空を明るく照らす陽
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