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Pink
作詞 sao13
ちょっとした過ちや呆れる程の毎日で疲れても
ニュースを見れば少しはましだって思えたりする

でもそれは一瞬で 僕ではなくて また目を開ければ溜め息 

ローソクの数が増えるたび目にした顔も増えたけれど 
いつしかモノクロのまま握り潰していた 大人の暮らしに追われて

見知らぬ向こうの誰かに人知れず優しさを届ける 
僕はそれを生きがいに現在を刻んでいきたいと思うんだ 
もしもその先に待つのが白けた皮肉だけだったとしても


もっとしたい恋の記憶も痛いくらいの頑固さで傷ついても
笑い飛ばせば忘れた気になる

でもそれは一瞬で 僕ではなくて また恋い焦がれれば相変わらず

色んなページをめくるたび素敵な言葉を覚えたけれど 
いつしか旋律からズレ始めていた 自分の心だけに溺れて

見知らぬ向こうの誰かが人知れず優しさを運んだ 
僕はそれを生きがいに明日を怖がらず瞳を開けるんだ 
そしてこの先も過去が喉元で騒いで邪魔をしたとしても


赤の残る紙束を人の暮らしへ落とす 
でもそれすら裁かれなくて 人の心は灰になる
それでも知っていて 信じたくて 悩み 捨てきれない 正しいもの


見知らぬ向こうの誰かに人知れず優しさを届ける 
僕はそれを生きがいに現在を戦っていたいと思うんだ 
だからこの春に待つのはピンクの香り 温もり

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2010/01/04
ジャンル ポップス
カテゴリ
コメント 昔、ボランティアに積極的に取り組んでいたメジャーリーガーが被災地に救援金を届けるために乗った飛行機が墜落して亡くなってしまったという話を聞いて3年前に書いた詞です。
sao13さんの情報













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