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ほんとに好きだった
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| 作詞 プーさん |
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出遭ったのは春 同じクラスだった
でも何の共通点もなかったふたり
初めて話したのは文化祭
そのとき初めて好きだと思った
でも彼はクラスの人気者
彼を好きな子なんていっぱいで…
あたしの友達が先に彼のことを好きだった
後からのあたしが 彼を好きだなんて言えない
ずっとずっとひとりでためこんで
好きになっちゃいけないって我慢してきた
でも その友達に背中おされた
‘あたしのことはいいき 好きなんでしょう？‘
涙が止まらなかった 素直になれた
それからやっとの思いでアドレス聞けた
もう周りの目なんて気にしないでいい
でも 二年になってまたクラスは一緒になったけど
話す機会も少なくなって 気付いたら一日に一回
話すこともなくなっていった 悲しかった
でもやっぱり好きだったからメールした
するとね その日から毎日メールするようになったの
電話も するようになって幸せだった
学校でも話しかけてくれるようになって
ほんとうに 何がなんだかわからなかった
でもね 毎日メールや電話をするにつれて
彼のことがよく分かるようになった
昔の恋の話 元カノの話
そんなの聞いてたらあたしだって辛いよ
でも弱いあたしはそれすらも言えなくて
返信が遅くなるたびに 不機嫌な態度
でもこれもぜんぶ自分が悪いんだって
言い聞かせてた あたしが彼を怒らせてるんだって
メールではそんな風に怒るのに
学校で会うといつも通り優しい
この差は何!? 聞きたくても聞けないよ
いつの間にかダイスキなあなたのことが
怖くて怖くてたまらなかった
心からダイスキと思えても その人のどこか
嫌いな部分があったなら ほんとうに好きとは言えない
だから 例え会って話すときの彼が好きだったとしても
メールの時の彼が嫌いなら 彼をすきとは言えない
彼は変わった あたしは1年の時の彼が好きだった
やさしくて おもしろくて 一番にあたしのことを考えてくれる
でも今の彼は やさしくても こわくて
たったの1年で大きく変わったね
だからあたしは彼を避けた メールも素っ気なく返して
学校ではあまり話さないようにした
学校で会って話してしまうとまた好きになっちゃう
もう好きになっちゃだめなんだ
これでよかったんだよね これでよかった
深入りしてもあたしが辛いだけだった
クラスの人気者だもんね 辛いこといっぱいあったけど
あなたに出会えてほんとに良かった
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