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君に遠い夜に
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作詞 マスターラフィン |
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ほぼ無意識に呟いた、君の名前
狭い部屋の向こう側から、すぐに跳ね返り
僕は君の苗字しか知らないことを知る
独りきりの部屋では諦めがくだを巻き
窓の外映るのは星も無い暗い空
ガラス越し、伸ばした手は
何かをつかむためじゃない
空を掻いたその瞬間にも
距離は近づいてる
届かないって分かっていても
君を想うことに意味があるなら
独りきりのこの夜も
無駄だというには早すぎるだろう
また無意識に浮かんだ、君の姿
薄い記憶の向こう側を覗き込んだら
僕は君の何もかも知らないことを知る
独りきりの部屋では嘲りが響いてる
窓の外映るのは音も無い暗い夜
ガラス越し、嗄らす声は
何か伝えるためじゃない
街に消えたその瞬間には
心は決まっている
届かないって分かっていても
振り絞る声に意味があるなら
誰かがくれたこの喉は
引き裂いちまうには惜しすぎるだろう
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