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アナタへ
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| 作詞 JILU |
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何気なくて
聞きのがしそうな
そんな声で誰を呼ぶの？
君の声が 聞こえた場所は
暗く 深い 海の底か
何も見えずに 誰に向かって
手を伸ばして 呼んでいるの？
小さな音のサザ波にさえ
のまれて消える そんな声で
寂しささえ 伝えきれずに
海の底は 深く 暗い
何気なくて
聞きのがしそうな
そんな声で誰を呼ぶの？
君の声が聞こえた場所は
遠く 高い 空の果てか
音もないのに 耳をすまして
一体何を 聞いているの？
地を舞う風のそよ風にさえ
掻き消される そんな声で
悲しみさえ 伝えきれずに
空の果ては 高く 遠い
体の熱も はき出す吐息も
何一つ伝わらない
泳ぐことも 飛び立つことも
出来ずに ただ
こんな場所で何をしてる？
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