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きみのね
作詞 UTAO HIRO
はっきりいってこわれてる きみのね 眼でみてみたい
街を 人を 虚空を

きみが確かにあたしの横で笑ってたとき
きみは 叫び痛むなんてと あたしを可哀想だといった

思い出に負けるために生きてる
ああ あたしもそうだった
強くなったよ

例えば甘い砂糖水に浸してないと 体はすぐ枯れた
思い出なんて ただ甘い

あたしを抜け出したあたしは
きみの傷が懐かしい
蝕む病に愛想が尽きたら
きみのね 硝子の眼がまた欲しくなる
いらない

あたしの捨てたもの 得たもの 君に伝えられるといいのに

きみはいま 世界に呑み込まれてる
助けて なんて あたしのアテレコ
きみはそれでいいのだろう

世界がきみに やさしくして
きみが やさしい世界を受け取れなくても
世界がきみに やさしいことを
どうか

どうか

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公開日 2009/07/03
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 友情
コメント 壊れた世界にいるきみに、外側の世界から。
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