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小さな僕
作詞 もんち
悲しみ無くして人は生きていけないわけじゃないと
僕に教えたのは誰だっただろうか
貴方は哀しみを知らないでしょうと
僕に問うた君は誰だっただろうか
いつかその2つの答えが溶ける時 僕はどんな頭上を見上げるだろう

哀しみを知ることで愛があるのであれば
悲しみを知ることで楽があるのならば
ただささやかに生きたいとは願えないのであろうか

幾つもの言葉に出来ない些細な大事件が起きたとしても
いつか笑って「あれでよかった」と言える日が僕にも優しく降り注ぐだろうか
例えそれが降り注ぐ雨よりも目に滲みたとしても
いつか微笑みながら瞳をぬぐえる日が君に降り注ぐといい


貴方なくして僕は生きていけないと
囁いたのはいつの日だっただろうかね
いつしか貴方の事を宝物に考えても
自分のものにしか考えられなくなって
いつかその2つに許しを請える時 僕は誰の隣でどこにいるだろう

人は1人で生きていけれないのならば
人は自分の事しか考えられないのであれば
ただただささやかに生きたいと願えないのであろうか

貴方のどんな言葉でさえも笑って包んで大きな人になりたいと
そう願ってもそれは自分のためであってやはり自分のためであって
例えそれがどんなに狂おしく僕の心を握りつぶしても
やはりもがいて自分勝手に生きる僕がここにいるよ


いつかは誰でも気付くのかな そういうつくり だってこと
いつかは僕も気付くのかな そんなくだらない ものだったってこと
ただただささやかに僕は それだけだったのに


それでも抱きしめ手を繋ぎあって生きていくのだから
いつか何も考えずそして誰かのために僕は生きることができるだろうか
この絶対で絶大な矛盾の中でどうして人々はこうも強く在るのか
どうして僕はいつまでもこの殻の中、一人で夢を見てどうして

幾つもの言葉に出来ない些細な大事件が起きたとしても
いつか笑って「あれでよかった」と言える日が僕にも優しく降り注ぐだろうか

例えそれが降り注ぐ雨よりも目に滲みたとしても
いつか微笑みながら瞳をぬぐえる日が君に降り注ぐといい
いつか微笑みながら瞳をぬぐえる日が君に降り注ぐといい

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公開日 2007/12/23
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 友情
コメント そのとき思ったことを綴りました。
友達の偉大さと、自分の矮小さ。
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