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君とコスモスと傘
作詞 b.bell 555
 溶けてゆけそうな青空の前
 傘をくるくる回しながら華やかな君が通り過ぎる

 それはちょうど夢のようで 現実なのかと幾度も思い返す

 手前に広がる山吹色のコスモス畑も
 君の輝きには及ばずに おとなしく君を引き立てていた
 


 雨でもないのに傘を差して
 そうしてそんなにも楽しそうなのだろう

 君の光が溢れる度に 濃い青の傘が空に溶けて
 軽やかな笑い声を置き去りに 君も空気の中へ消えていった

 それはちょうど泡のようで
 残された僕は 喪失感と君の香りを抱えながら
 また君の姿を思い返す

 手前に広がる山吹色のコスモス畑が 音もたてずに揺れるのに
 僕は独り 君が会ったことを信じられずに 幾度も同じ映像を思い返す

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2008/05/25
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント
鮮やかなカラーを思い浮かべて
読んでくださると幸いです
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