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秋雨
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作詞 蒼斗 |
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灰色パーカに 水滴ひとつ
見上げれば 黒い龍
巨体を風になびかせて
大粒の涙 こぼしていく
黒く浸食されていく袖に
視線を戻し 歩みを止める
独特の匂いが呼び起こす あの日の記憶
心の湖に落ちた 墨汁一滴
みるみるうちに広がって
濁って 淀んで
もがけばもがくほど戻らない
怯えた魚が暴れて
底に沈んだ泥までも巻き上げる
激しさを増す 黒龍の泣き声に呼ばれ
フードを外して 右足を踏み出す
灰色の世界で 探し続けている
見失った宝玉を あたたかい光を
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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