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嘘つき兎
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作詞 智夢 |
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瞳とじて今日を見ない振りして
指先でなぞる波紋の音が響く
何かが他と違う負い目を辿る毎日
飽き飽きしてるそんな日常(ふつう)を
くつがえして連れ去ったキミ
泣き言なんて言えないから
支えなんていらないから
いつもそうやって
独りを満喫してるそう視えるのかい
孤独がさみしいんだって
寒い夜うずくまる僕
昔からなんだよ
裏の言ノ葉ばかりを
表に出している嘘つき兎
心呑んで涙を捨てさり
踏み出せない一歩鐘の音が響く
夢では何でもできる望めば全てが叶う
故につまらないでも見てしまう
自分の影を隠すために
怖いものなどなんにもない
後ろで見てるだけでいい
未来なんてさ
鎖に縛られている決めつけてた
宿命を曲げてほしいよ
この偽りの仮面を剥いで
邪魔をしないで
真っ直ぐ生きさせてほしい
空に願う
何かが変わるとしても絶対気づきはしない
知らない振りをみんなしていて
置き去りにされてしまうのだろう
孤独がさみしいんだって
寒い夜うずくまる僕
昔からなんだよ
裏の言ノ葉ばかりを
表に出している
手を伸ばすと温かくて
心まで染み渡ってく
前を見上げて
仲間の待っている場所
駆け出して行く嘘つき兎
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