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やさしい風
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作詞 K . H |
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届かない想いを投げ出しはせず
君がくれたものだから 大切に抱えている
春の風も 夏の風も 僕に教えてくれる
きっと この道を二人並んで歩く日が来ると
軽い愚痴なんか言い合ってさ
でも 君の瞳の奥が僕を嫌うような気がして
逢いたいと願うたび 込み上げる切なさを
必死に押し殺す為 君への恋に出す結論は
「二人はずっとこのままでいい」 なんて呟いても
いつも最後で声が出せなくて
零れ落ちる涙もそのままに 乾いた空気を抱く
今も君の手を握れやしない
なのにもかかわらず僕は 特別な人を気取る
秋の風も 冬の風も 僕に教えてくれる
きっと 振り向けばそばに微笑む君がいると
僕も恥じらわず見つめられる
でも その時の訪れが僕を忘れて行った気がして
逢いたいと願うたび 込み上げる切なさを
必死に押し殺す為 君への恋に出す結論は
「二人はずっとこのままがいい」 なんて呟いても
君が僕から逃げて行きそうで
僕の座るソファーが寂しくて 寄り添えもせず一人
数少ない想い出に写る君が 僕の名前を呼ぶ
そばにいる それだけで感じられる気持ちを
必死に忘れない為 精一杯に出す言葉は
「なんだかいつもより素敵だね」 なんて呟いたら
君は聞こえていない振りをして
僕の隣に座ってくれた 愛しい君を抱く
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