狂わされるくらいなら、自ら狂気に堕ちて往こう
作詞 イツキ霜夜
いつからか、周りからこう聞かれる事がある。
「愛というものを知っているか?」って。
愛・・? ―――愛って・・・・・・何だ?
いつだったか、こう聞かれた事もある。
「あなたは私を愛しているの?」、と。
ハッキリ言うと・・・解らない。
否、そんなもの知らない。
オレの事を何も知らない君は、
オレにたくさんのものを望んだ。
そしてオレは解らなくなる
オレのやっている事は正しいのか、
オレの考えている事は間違っているのか。
そのあとオレは、こう思うようになった
何故オレを解ってくれないのか、
何故君はオレに<オレ>を望んでくれないのか、と。
オレは愛なんて知らない
オレの全てを否定して、オレの総てを理解してくれないのに、
何故オレは君を愛さなくてはならないんだ?
オレからすべてを奪った君に、
何故愛情を与えなくてはならないんだ?
だからオレは愛さない
欲しいとも思わない
それがおかしいと思われてもかまわない
だったらオレは異常<おかしくて>でいいよ。
そうすればオレは<オレ>でいられる
誰もオレを認めてくれないのなら、
オレは唯一世界で一人だけ
オレの味方で在り続けよう
―――――ありえないくらい晴れた空
―――――まるで俺を嘲笑うかのようだ
―――――なら俺は、
―――――周りにいる人間全員(すべて)を嘲笑ってやろう
―――――嗚呼、
―――――本当に俺はどうしようも無い奴だな、、、
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