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私のこいのうた
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作詞 Mei Watanabe |
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どんなに好きって思っても伝わらないね
だってあなたには愛してる人がいるから
私がどれだけ思っても
どれだけ「好き」と伝えても
あなたの矢印が私に向くことはないんだね
わかってるよ そのくらい
ただ好きでいたい
あなたのどこが好きなんだろう
他にかっこいいと思う人なんてたくさんいるのに
どうして私はあなたじゃなきゃダメなんだろう
もうあなたを思っていることがツラくなって
「好きじゃない」
なんて声に出して言ってみても
それが本当か嘘かなんて自分が一番わかってる
あなたが卒業式のあとに
照れくさそうに笑いながら
不器用にくれたボタン
たとえ第二ボタンじゃなくてもね
あなたが私のことを思って三年間着た制服から
はずしてくれたボタンがうれしすぎたんだよ
そのときあなたの気持ちが私にあったのかなんて
一生考えてもわからないことだけど
そのときばかりはちょっとでも
私に気持ちが向いてたって
少しだけほんの少しだけ うぬぼれてもいいかな
寒い中 たった一つのボタンなんかのために
家まで来てくれたあなたも
何よりも愛おしいと思ったよ
それからはお互い 別々の道を歩み始めて
会わなくなった メールもしなくなった
私の物じゃないけど
他の女が近づいてないかな なんて気になったりして
でもツラくて ずっとツラくて
でも好きでずっと好きで
あなたを好きすぎて私が壊れてしまうから
あなたのことは諦めたよ
だからね
またどこかで会ったらちゃんと伝えたいんだ
「I Love You」
なんてね
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