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ちっちゃな芽
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作詞 グリム |
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闇雲な光に頼りに
僕はひたすらがむしゃら
長い道程を歩いてきた
満身創痍な身体と思想
天邪鬼で弱虫で卑怯な僕
僕の深い部分を隠すように
僕の弱い部分を覗かれないように
世間に友に親にさえも
触れられないよう必死だった
でもある日突然
僕の深い部分を抉られた
だけどそこに新しい種を埋められた
「君はひとりじゃない」
その言葉とともに
僕の心の中には
新しいなにかが芽生えた
僕はきっとこれからも
天邪鬼で弱虫で卑怯な僕で
だけどこの“あたらしいなにか”を
少しずつ育ててゆくよ
闇に紛れるちいさな光を与えながら。
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