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淡い夏の日
作詞 ケンイチ
暮れなずむ 町並みに 何を望むだろう?
立ち止まる 僕の未来に 何があるのだろう?

やっと気づいたよ いちばん大切な日々
とてもまぶしかった 夏日に照らされた君の笑顔
もう1度だけ夢を見させて
消えそうだよ あの淡い夏の日に
がむしゃらに走った あのアスファルト目指してゆく
もう1度だけ
会わせて
君に…

あの日から 止まってしまった時間を呼び戻して
僕は未来を 明日を 生きてゆきたい
ねぇ、僕はどうすればいいのだろう?

うつろぐ瞳…なんて悲しすぎるね
どうしても 夏に 戻りたい
あの淡い夏の日に

炎天下の日差しの下で せみが鳴き止み
ぼくを吸いよせた あの公園

やっと会えるんだね いちばん大切なひと
とても素敵だった 涼んだ君の横顔
もう1度だけ笑ってみせて
たまに見せるよね 哀しそうな横顔
僕には哀れむことすらできなかった
悔しかった
助けたかった

僕はひたすら叫んだ 暮れ行く夕日に
でも 君は どこかにいってしまったみたいだね

とても近くに君はいる …でも遠くにいる
かけがえのないひとだから もう 僕は傷つけたくないだけなんだ

僕は君から逃げてなんかいないのに…でも、ごめんね
あの夏空のように強く そしてやさしかったなら
打ち上げ花火でも あがっているんだろうなぁ…なんて

ただ焦がれるのは アスファルトとこの想い
いっそ花火と一緒に
夏空に消えていけば…

そんな想いを抱きしめながら
僕はいくよ この坂を
真っすぐのびる この坂を
…君のいない この坂を

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公開日 2007/08/05
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コメント この詩は会いたい人がいるのに
しかも近くにいるのに…会うことができない(男女を問わず)
というもどかしさを表現してみた詩です。。
どうか共感してくださいね。。
ケンイチさんの情報











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