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子供の頃が短すぎて。
作詞 蘇季
子供の自覚が短すぎて
すべてが見えなくなってった。
時折数えてみた一瞬の過ちばかりを。
大雨の中駆けていった
裸足のまま逃げ込むばかり
名も知らぬ君の声がかき消される前に。


「無駄な事ばかり」と 心の中で
積み重なっては壊される
まるでだるま落とし

さぁ、何と引き換えにして
君に逢いにいこうか?
“「明日」は何色ですか?”
何も見えなくなる前に

止まっていくような
先走り過ぎたイメージ

「とりあえず」はなんてね
笑わせないでくれ


“足りないものは何ですか?”
記憶を失う前に、
捉えた視界はいつも灰色にのまれてく。
ありふれた嘘の中で、
真実があるというならば
それを「君」であって「君」じゃない奴が証明するから。
“つまらない”なんて言わないで
何度も繰り返し聞かされた。
これ以上は責めないで
僕の声を聞いて。
雨の向こう 迎えに行こう。
Do you know realization world?
知る術すらないのに
ずぶ濡れになってでも。


束の間に去っていく。あの日々は遠い・・・。
今は「何を信じればいいのか」 今ではわからない。
生きていく事さえ見失うような世界
何処まで行けばいい?

「シルスモノスラナイ」

“あいまいな” なんて片付けて
どうでもいい問答 繰り返すの慣れて
明日の色だってさ 自分自身の指針で。
ありふれたウソに 君はわらっていた。


人の冷たさに嗤って、 悲しみにも触れてみた。
「具体的な理屈」をきいて また何かを積み上げる。
“伝わらないのが当然だった”
昔のように 嘲笑(わら)って
切り抜いたコトバはいつも 僕を見下していた。


小さい頃見かけた あの人の面影が
チラついては剥がれない 何も知らずに
何かを探していた事は解っていたんだ
欠けていった心に痛みも霞んで

雨の音に流されてしまいそうな感情ならば
“いっそ捨ててしまえば” 楽になると思った。
単純な思考で 心は複雑で

疎らになっていた現実音
シュールさもない夢の後
周りに追い越し追い越され
そして置いてかれていった。
手繰り寄せる残像に揺れて
残り香が絡みついて
逆光の向こうのシルエット
掴めそうでつかめない。

子供の頃(じかん)が短すぎて
すべてが見えなくなっていた。
時折数えていたんだ一生分の輝きを。
雨の中 ヒトリ 佇んだ
裸足で何処までも 走り出した夜。

名も知らぬ君の声が僕を引き留めるから
涙があふれて

子供の時間が過ぎてしまう
甘え方もわからずに
人に合わせてわらうようになったあの日から
表裏を識った幼い頃
吐き気が止まらないまま日々は通り過ぎる

黒翼で今を貫いて・・・

たとえ失くなっても・・・
見えなくなっても・・・
聴こえなくなっても

残像(きず)は消えないから。

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2013/02/23
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コメント まだ10代の筈なのに、こんなに言葉連ねて・・・ね。英語の意味は気にしない方がいいと思うなw
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