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からっぽ
作詞 蘇季
閉ざした世界で君の名を叫び続けた。
もう手放さないといけないことは知っていたけど
僕の心は冷たく君を映すから
今日が眠れなくても勝手に明日はやつてくるさ

そう言い聞かせて今日はするりと手をすり抜けていく

大切にしてきたモノを
他人に
勝手に
ガラクタといわれて捨てられました
誰にもそんな権限ないのに

内側の棘が増幅しすぎて
息を止めるのに必死です

最高記録2年間
消費期限はとっくに過ぎてる

影が僕を指差して
かなしいねなんていうからさ
それならいっそ
そのイメージ通りに

他人『―キミ―』のイメージ通りに動いてあげましょうか

歪んだ瞳は目の前の景色を映してくれない
寂しさの蓄積は
僕の全てに鍵をかけた


自分らしさなんか当然ある訳なくて
他人の偶像を保つのに必死になっていた

言い訳に過ぎない
言うことの効かない

傾いた視界は
己『−すべて―』を手放すのに十分すぎた

作り上げた偶像は
実体とはかけ離れた場所に居て
新しく取り入れた機能は
僕には不要だとすぐに削除される

だから

簡単に抱きしめないで
砂のようにすぐに崩れてしまうから
裏切りの代償は重すぎる

今でも目を閉じるのが怖いんだ。



居たいから笑おう
痛いから嗤おう
不要なら離れよう

閉ざした世界で君の名を呼び続ける
声などもう失くしたのに
涙が涸れることを知らない程に
苛む鏡に
視界は紅く揺らいで

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2012/11/22
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コメント 久々の投稿。めちゃくちゃでも構わんさ。それでも全てが褪めてしまいそうなぐらいの耳鳴りとめまいに魘されてるのには変わりがない。
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