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夜盗〜ナイトシーフ〜
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作詞 porunoageha |
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満月が高く町を照らす時
シルクのマント翻し一人降り立つ
男か女かもわからない
あいつに包まれた瞬間が
闇に 記憶に 心に
消えるタイミング
危ない銃ならいらない
指先パチンが合図
ラストが描かれない
推理小説のように
立ち尽くす人波をすり抜ける
また満月が登る真夜中
今宵のターゲットはキングダム
どこにあるかもわからないが
そいつの嗅覚には無駄な足掻き
瞬間 閃き 気づき
我が名はナイトシーフ
騒がしい音なら飽きた
傷つけない仕掛けが芸術
白い歯が闇夜にうかぶ
それがあいつの
勝利の美酒になる
今宵も宝が消えてった
響く銃と硝煙の香り
横たわる深紅のマント
唯一の正体知る
相棒が立ち尽くした
どこにでもある欲の行く末なら
ラストの描かれない
推理小説のように
悲しいものだね
世はいまだ満月を恐れている
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