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ある春の日
作詞 polca cat.
穏やかな日は
駆け足で進んでいくのに
苦しい日は重たい足取り
けだるさを抱えて
のろのろとアパートの階段を降ります

青すぎる空の下
緑の葉が笑うように揺れ
日差しはキラキラと
すべてを照らします
いまは何もかもが眩しくて
日陰を歩きつづけたい

イヤホンから流れる
懐かしいメロディーが
あの日へと連れだす
ほら。そしてまたあなたは
つい昨日のように微笑むんだ

ねぇこんなに想い続けていても
いつか忘れる日が来るのかな
いつか幸せの意味を知れるのかな

手をつないで歩く親子は
今を生きていて
その幸せも苦しみも
きっと未来につながっている

このデコボコの道もきっと
思いもよらないところへと続いてる
今までだってそうだったから
ちょっとだけ信じてみようかな

イヤホンを外してポケットにしまった

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公開日 2022/05/06
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