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一本の桜
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作詞 白亜 |
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まだ、花は散らないで 窓の外で綺麗に咲いていた
本を読んでるとき 一言の伝言
外の公園まできて
何かわからないまま木の下へ
君はこっちを向いてはっきりと言う
付き合ってくれませんか
そんな言葉に戸惑う私
ただ、嫌いじゃないんだ 木の下で猫が鳴いてた
曖昧な返事をしてから家に戻る
そのときはらり、と花びらが舞い踊る
何を意味してるの?
スプーンに乗せた思いが 今
落ちそうで こぼれそうで 怖かった
手を震わしてる私を支えてくれたのは誰?
わけが分からずスプーンの上に雫が落ちる
その瞬間 溢れた思い
もう、花は散っていて 窓の外で綺麗に枯れていた
今度は私の番 一言の伝言
外の公園まできて
君をずっと待っているから
―桜が散るまで待ち続けます 君が好きだから―
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