|
|
|
最後のヒト
|
作詞 紅凪 |
|
あの日の笑顔が君の最後の子守唄
出会ったばかりの僕は 君の無邪気な笑顔が眩しくて
僕のはにかむ姿を優しく見守ってくれていたね
それから時が流れて 僕等は夢を見ることを拒んだんだ
君の笑顔にも慣れ 僕の心は風に呑まれてく
「大好きだよ」と君に言われても 何故か胸が痛んでた
君の目が見れなくて 地面に映る僕だけ見てたんだ
そこには何もないはずなのに 何故か涙が見えていた
消えかけていた雫が 静かに最後の光を垂らした
他の女(ヒト)と一夜を過ごし 欲に溺れて遊んだ僕
変わり果てた姿を見せても 変わらない笑顔を見せてくれた君
なのに僕は君という存在を忘れてしまった
空気を掴むことが出来なかったんだ
「大好きだよ」と君に言われては 何故か胸が震えてた
君の目しか見れなくて 僕はそっと目を閉じた
真っ白な空が見たくなって 一歩足を踏み出したんだ
消えたはずの雫が 静かに元に戻ってた
生きるために必要なモノを失い 自分の過ちに気付いたあの日
僕はどれほど悔やんだろう
もう見れない君の笑顔は 今でもはっきり覚えてる
薄れゆく道をひたすら思い出して さぁ"ゆこう"か
幕がかかるよ僕の景色に
二度とは戻れない君の最初の子守唄
|
|
|