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退屈な理想
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作詞 ヂャック |
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「失敗は成功の元」なんていうけど
振り出しに戻れるだけ
もう1度サイコロを振ってみるけど
また同じマスを踏む
「前を見て歩け」なんていうけど
前には虚空があるだけ
とりあえず奥に進んでみるけど
「なんにもない」だけがそこにある
ドラマの主人公のような人生だったらいいのにな
どん底に落とされても たいてい幸が待っている
「自分に自信をもて」なんていうけど
余計に惨めになるだけ
もう1度自分自身にいってみるけど
僕の磁針は廻り続ける
「今を生きろ」って言ってくれるけど
余計足が竦むだけ
もう1度さっきの言葉聴きなおすけど
その瞬間「今」は今じゃない
約束された幸福が待っていればいいのにな
「そんなの退屈だよ?」君の言葉
僕の磁針が君を指した
僕の自信を引きずり出した
誰の言葉も無意味だったけど
ただの返事のような君の言葉は
何だか
君の言葉を聴いて挑戦すること
サイコロを手に握る
机に向かってそっと投げると
新しいマスにつく
ドラマの主人公のような人生はもう望まないよ
着く先が決まっているから
約束された幸福が無くなってしまうのに?
「そんなの退屈」だから
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