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ハテナワールド
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作詞 nebo |
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「私の点数を0にしてください
それ以上も以下もありません
今までありがとうございました」
何でこんなこと言って
学校を抜け出したのか?
この日は全て可怪しかった
「デスゲームの世界へようこそ」…
「こちらは、ハテナワールドです」
頭が矜羯羅がって疲れたので休憩
100人は優に超えている
みんな同じ反応で同じシャイだ
どうやら、実験台になったらしい
「感情的になれ」
その為に僕らを弄ぶらしい
終了時点で一番多く金を所持していれば
生き残れるらしい
「その為に奪い取れ」
不向きな人間ばかりで
まずゲームが成立しない
一体何を考えているのか
100枚以上の顔写真とその経歴
溢れている未来的な何か
このフィールドで運命が決まるらしい
「ハテナ」の字が逆さまになった瞬間
全員の目の色が変わった
さっきまで仲間だったはずなのに
猛獣のように金を取り合う
総て仕組まれていたのか
逃れた僕は
「まだ生きている」と少しでも安心した
その瞬間何かが動いた 変わった
……………………………………………………
俺は猛獣だ
一匹残らず駆逐してやる!
……………………………………………………
「?」僕は何をしていたんだろうか
誰もいない世界で
高らかに笑う声を理解したその瞬間
嬉しさが勝った
「あなたの点数を0にしました
それ以上も以下もありません
本日はありがとうございました
ではまた」
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