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やさぐれ
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作詞 羈絏 |
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大袈裟な祝いも
酸いも甘いも
随意な様じゃ
騒然としてる
暮れる念いも
潤ける位に
過ぎた話で
蹶失する
此の儘で良いやって
捨てた自我
善し悪しを顧みず
流れ出る
痘痕でも靨でも
無いからさ
瑕疵の儘待ち惚け
食らえば
大袈裟な祝いも
酸いも甘いも
不本意な様じゃ
呆然としてる
茹だる疲弊で
調子が続かない
席で与太だけ
観ていよう
瑣末な餞じゃ
声も出ない
藪蛇を飼い慣らす
その妄言
欺瞞でも真でも
無いからさ
匙を投げ手で掴んで
食らえば
音頭を取らず
囃子を遠目で眺め
後の祭り
雁字搦めで
手繰って行く由が無い
只の悪食
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