|
|
|
パンドラの匣
|
作詞 |
|
鍵の壊れたロッカーの中
どんな言葉で繕っても
虚しさだけを詰め込んで
誤魔化す
人混みに流されては
偽善という毒を振りまいて
笑顔で囁く
「どういたしまして」
小さな画面の中
いいね、で片付けられる世界で
もう一人の自分がほくそ笑む
「どっちが本当の自分?」
パンドラの匣 絶望に染まった希望
白馬の王子様なんていやしない
いい加減気づこうか
「これが現実(リアル)さ」
飛べない羽根を抱えて
空を見上げては
己に唾吐く
「結局、どうしたいの?」
生きることに疲れて身を投げ出す
その前に
ふと振り返る
「いいのかい?」
「わからない」
「けど、よくない」
自分に問う
答えなき答えに誰も応えないけれど
身を投げ出すその前に
立ち止まってみた
振り返ってみた
思い出してみた
心から笑ったのはいつだろう
誰かのために泣いたのはいつだろう
パンドラの匣 絶望に染まった希望
それでも希望なんだろう
生きることの強さをもう一度振り絞って
身を投げ出すその前に
空を見上げてみよう
身を投げ出すその前に
空を見上げてみよう
空を見上げ…
|
|
|