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審判
作詞 新道 正也
運命という言葉を免罪符にしては
行く末に夜道を選ぶ
上手くいかないことに大人になったフリで諦め憂い嘆くものを

遠く響いた鐘の音が伝える
「一歩前に進め」と
朧 彷徨い続ける君よ
その先に何か見えるかい?

首もとに鋭利なナイフを突き立てられたように
冷えていく視線を浴びる

長い旅路に見えていたものは
あまりにも呆気なくて
更に一歩前に進めと叫ぶ
ぐしゃぐしゃの顔は誰だ?

「ここが、お前の終着点だ」と
奴がニヒルに笑えば
僕も静かに微笑み返す
最期に見たのは鈍色の光

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公開日 2021/06/01
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