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ままごとみたいな恋だった
作詞 みつき
ままごとみたいな恋だった

小さな声で
誰にもバレないように
たった2人で
誰にもバレないように

夜の睦言なんて知らないけれど
繋いだ手から温もりだけは知っていた


一時の風邪のようなものだと一蹴されても
思春期の熱病だと笑われても

紡いだ時間はまごうことなく恋だった


想いを言葉に乗せたなら
言霊みたいに全部が叶えばいいのに
願いをノートに書いたなら
呪文みたいに全部が叶えばいいのに

そんな夢物語は実現しないって分かってる
それでも他に縋るものがなかったから
2人で交わした想いや願いは
星の数ほどになったんだろう


薬指に宝石は光らないないけど
しろつめ草の輝きで十分だった

薄っぺらい紙1枚で2人を結ばなくたって
気持ちが通じあってればそれが証明(あかし)


ままごとみたいな恋だった

まごうことない恋だった

誰にも祝福されない世界の隅っこで

それでも2人は恋をしていた



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公開日 2021/03/10
ジャンル 荅鐚鐚
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コメント 誰にも言えない恋だって、2人でいれば恋だった
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