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イヴニング
作詞 Ibu
やる事が終わって
空は夕方だった
夕焼け空がこんなに
気持ちの良いものだなんて

知らなかった

夜空の前の焼けた空を
只、輝かせて見つめていた
そんな日々という名の日常が
素敵だったなんて

曲を聴きながら作業が進まず
只、ボーっとしていただけだった
おはよう、お寝坊さんそれとも二度寝さん?
君の一日が始まったよ

終わらないものは無い
何れ何かしらで終わりが来るんだ
その夕焼け空も夜空になるから
この瞬間だけが

望みだったんだ

朱色の燃えた空を
只、夢現に見つめていた
そんな風にという名の想像が
夢見がちだったなんて

メロディを覚えながら鼻歌ばかり
只、上手くなったよって自慢してた
こんにちは、早起きさんそれとも夜更かしさん?
君の一日は続くんだなって

僕はその沈みゆく太陽を
夕暮れの日と書き
夕日と名付けたんだ

名付けるしかなかったんだ
しょうがなかったんだ
次はこの暗闇に何を名付けよう

茜色に染まった空は
只、無情に過ぎ去った
こんな情景という名の景色が
こんなにも美しかったなんて

コードを慣らしながら重ね音を
只、不協和音にならない様にと努力した
こんばんは、寝坊助さん、それとも夜行性さん?
いつだって一日は君から始まってたんだ

思いの外長かったその夕暮れは
今、夜として終わりを告げた

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公開日 2021/12/20
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コメント 夕暮れのその景色は、今までを思い出させる
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