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素敵な夢だった
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| 作詞 NanA |
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終わりに手を伸ばせば楽になること
代わりに失う日々のこと
気付くまでが長い夢だった
あなたの笑い声 あなたの戸惑う声
全てが大好きだった
陳腐な言葉でしか言い表せないけど
飾る必要がないことも十分に知ってる
あなたは面倒ごとを嫌がった
美しいものだけを見ていたいと言った
私はあなたに憎悪と憧れを抱いた
多感な時期は過ぎたのに
たったひとつだけでよかったのよ
多分あなたには届かないだろうけど
掴めば風のように形も色も匂いすらも変えて
あなたはいつだって本当の姿を見せてくれなかった
バスルームで声を上げて泣いている
ここにいない誰かを想って泣くのは嫌いじゃないけど
誰にも思い出されないまま血を流すのは嫌
私が冷たく横たわっていたら一番に思うのは
この先あなたに残された長い時の中で
一番くすぶるのが私でありますように
呪いのように染み付いてずっと離れない
愛じゃないってわかってるよ わかってる
でもあなたを愛している
でもあなたを愛している
でもあなたを愛している
わかってる全て
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