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終に向かう僕に花を飾って
作詞 カンノンジ
ヘッドホンで遮断できるような
その程度の現実ならよかった
産まれた時?いや、もっと前の命が宿った瞬間から
選ぶ権利とか、平等とかって無いんだよな

生きる上での平等はないのに
皮肉にも死に関して平等に感じるのはなぜだろう

死ぬなって言う人に言わせてくれ
ならば生きたいと心底思わせてくれ
自分の偽善に僕を巻き込まないで

生きるって 死ぬことだと思うから

ヘッドホンで遮断できるような
その程度の現実ならよかった
希望を唄う詩はあっても
終を教えてくれる詩はない
自ら命を断つ人間
めまぐるしく変化する日常に飲み込まれた現実
悲しみの声なんて3日もありゃ収まる
人の心は思ってるより複雑で単純なんだろうな

死ぬなって言う人に言わせてくれ
ならば心底生きたいと思わせてくれ
繰り返す日常 今日も変わらない現実
うんざりなんだ
無責任な救いを与えるならさ

今すぐ殺してくれよ

死ぬために人は生きてるんだよ

生は終を飾る 花でしかないと思うから

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公開日 2020/01/20
ジャンル 荅鐚鐚
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