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無様な伝達関数
作詞 たにはらしのすけ
渋谷駅へと向かう交差点過ぎたとこ
僕は君の連絡先を聞く
帰りのホームで早速君からお礼メールが来た
その時初めに胸がキュッとなったんだ

初めての二人での食事
終電気にしてた僕に君は
この夜は終わらないことを告げてきた
拍子抜けした僕はこの夜心奪われた

照れ隠しにいつも顔をくしゃっとさせる君
そんな表情をいつまででも見たい
見ていられるって思ったんだ


横浜の街並みにキレイな灯り
風が少し強くて足早に行き交う
誕生日にと夜景の見える場所で二人過ごした
時間が止まればいいって思いは1つだったんだ

君の優しさにずっと助けられて
気づけばもう1つの思いはどこか別のとこへ
終わることさえ告げられず冬は通りすぎた
僕は頑なにそこから離れまいと無様だったよな

言葉にせず傷付けまいと仮面をつけた君
そんな表情さえ気付かずにいた
いや 気付かないフリしてただけなんだ


思えばいつだって想いは別々なところにあって
出来の悪い磁石みたいにくっついてたのは一瞬だけ


本当に好きで好きでたまらなかった僕
どこで間違えた想いの伝達関数
もう戻らない君へでも今は感謝伝えたい

最後までどんなに無様でも

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公開日 2019/10/02
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カテゴリ 紊掩
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