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傲慢不遜の末路
作詞 あかさてな
昔々、ギリシャのとある町に
アラクネーと言う機織り娘が居た
アラクネーは大層な機織りの腕前を持っていたが
其れが故に傲り昂って居た
挙げ句の果てに神々をも愚弄した
私はアテーナーよりも機織りが上手いと
予てよりアラクネーの言動に注視していた女神アテーナーは
其の言葉に堪忍袋の緒を切らし
アラクネーの許に姿を現すと機織り勝負を申し付けた
こうして神と人との機織り勝負が開始された
アテーナーは神を侮辱した者達の末路を描き
一方のアラクネーは多情なゼウスの行い等を描いた
両者の機織りの腕前は拮抗しており甲乙つけがたかった
然しアラクネーの傲慢不遜さに業を煮やしたアテーナーは
アラクネーの織った布を破り捨てると
アラクネーの姿を蜘蛛に変えて仕舞った
こうして蜘蛛は常にお尻から糸を吐き出して
巣を編み続けて居ると言う

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公開日 2019/12/05
ジャンル 荅鐚鐚
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コメント 此の詩は、ギリシャ神話にある蜘蛛の謂われを、書き綴った作品です。
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