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オルペウスの悲劇
作詞 あかさてな
今は遥か昔
アポローンの子 オルペウスは
ニュムペーのエウリュディケーと
仲睦まじく暮らして居た
だが或る日の事 エウリュディケーは
足を毒蛇に咬まれて死んで仕舞った
冥府へと逝って仕舞ったエウリュディケーを追い
オルペウス自らも冥府へと赴く
先ずは番犬ケルベロスを其の美しい旋律で眠らせ
アケローン河の渡し守カローンを涙させ
遂には王ハーデースと妃ペルセポネーをば
感嘆と感動に浸らせん
王より許しを得てエウリュディケー
死者の群がりより出でん
然るに王より忠告ありし
地上に辿り着く迄決して後ろを振り向く事為らずと
オルペウスとエウリュディケー
二人して地上への道を辿らん
後少しで地上という処で
オルペウス喜びの余り後ろを振り返らん
束の間エウリュディケーの姿垣間見えるも哀しきかな
エウリュディケー  冥府へと引き戻されん
オルペウス 地上に一人戻りて
悲嘆に暮れ余生を過ごさん
其の最期は壮絶也
怒れし女達に其の五体引き裂かれ河へと流されん
父なるアポローン 彼の竪琴(リュラ)を天に上げ
星宿の一つに加えん
オルペウスとエウリュディケー
エリュシーオーンにて再会を果たし
再び二人仲睦まじく過ごしたと云う

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公開日 2019/09/12
ジャンル 荅鐚鐚
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コメント 此の詩は、ギリシャ神話にある琴座の物語を、書き綴った作品です。
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