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召喚されし者
作詞 あかさてな
落ちて行く 落ちて行く
何処からか聞こえる声に誘(いざな)われ
呼んでいる 呼んでいる
呼ばれているのは僕の名前か
翠(みどり)の海を潜り抜け
蒼き天(そら)を貫いて
辿り着いた場所は見知らぬ大地
見知らぬ生物が跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)する世界

分からない 分からない
僕が此の世界に呼ばれた理由(わけ)が
戸惑っていても 迷っていても
誰もが召喚されし者 英雄よと
僕に向かって叫びたてる

此の世界の高貴なる方に導かれ
連れていかれた先は聖なる神殿
此の場所に於いて裸にされ
禊祓(みそぎ)を施され 穢れ(けがれ)を祓い(はらい)
新たに賜った装束は聖なる衣と鎧兜
そして聖なる劔と盾を賜り
目指すは邪神討伐たる長き旅

よくあるお定まりのパターンだな
我ながらゲームの遣りすぎだと
半ば自嘲しても目の前の現実は変わらず
これはもう最後まで遣るしかないと
腹を括り(くくり)
皆に見送られて旅立った
これから先はまだまだ長い

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2019/07/22
ジャンル 荅鐚鐚
カテゴリ
コメント 此の詩は、ファンタジー物に有りがちな、異世界へと召喚されて、と言う設定をモチーフにして書き綴った作品です。
あかさてなさんの情報











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