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時の無い世界へと
作詞 あかさてな
窓越しに夜空を見詰めて居たら 名も無き天使が舞い降りて来た レースの様にヒラヒラした 衣を纏い閃かせ 僕を夜の天空へと誘って行くずっと感じて居た孤独と悲嘆を 癒して呉れるのだろうか さようなら、昨日迄の日々よ壊れた時計は捨てて 時の無い世界へと羽ばたこう   夜の帳に溜め息一つ残して 見下ろす街並みは 街明かりが余りにも綺麗過ぎて 言葉一つ出なかった 此の儘夜空を羽ばたいて行ったなら 翼を失ったイカロスの様に 大地へと墜ちて行くのだろうか 名も無き天使は安心せよとばかりに 神秘的な微笑を僕に向ける 壊れた時計は壊れた儘 時を刻む事無く 虚空の彼方に消えて行った   瞬く星星が密やかに歌って居る 嘲る様に笑い返して居るのは煌々と輝く三日月か   名も無き天使は安心せよとばかりに 神秘的な微笑を僕に向ける 壊れた時計は壊れた儘 時を刻む事無く 虚空の彼方に消えて行った さようなら、昨日迄の日々よ 壊れた時計は捨てて 時の無い世界へと羽ばたこう

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公開日 2019/06/21
ジャンル 荅鐚鐚
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コメント 此の詩は、鬱病の酷い時に感じて居た心情を思い返して、書き綴った作品です。
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