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ミミズ
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作詞 温かい加湿器 |
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時計の針だけ進んだ
その分歳をとった
季節は何回変わった?
頭の中で何回死んだ?
数えられるほど
まともじゃないよな
しゃがみこんで空見上げた
今日の青はやけに蒼いな
雲が形を変えてく
君の気持ちみたいで笑った
忘れたくて
忘れられなくて
変わらないのは僕だけ
幼虫はサナギになって
羽ばたいて
もう見えなくなった
どうして僕には羽がないんだ
地をはって泥にまみれて
聞こえない声で叫んでるんだよ
愛してほしいと鳴いてるんだよ
それでもなにも変わらないのは
僕が僕だからか
何も見たくない
何も聞きたくない
全てに君の幻をみるから
それならいっそ
土に潜ろうか
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