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のどかな休日
作詞 車崎計史
転がり落ちていく坂道
寝癖をつけて駆けてった
朝日を背に伸びる影は
何故だか大きく見えたんだ

いつも着ている不恰好な服が
いつの間にかカッコよくなって
いくつになっても目の輝きは、あせることなくギラギラしていた

ハツラツとした子供たちの元気な声が
殺伐とした僕の心に勇気を与えたんだ
どうでもいいことに躍起になって
どんなことにも本気になる

もどかしさに苛まれていた日常を
生温かい風が吹き消して
のどかな田舎道は僕の帰りを待ってくれてるようだった

つかの間の休日を満喫し
うたた寝を繰り返し
時間だけを浪費することに満足していた
忘れかけていた平凡に思わず笑みがこぼれたんだ

どうやって一日を過ごそうかと思案して
どうすれば疲れを癒せるかと自問する
どうでもよくなってひたすら野原を駆け抜けた

ドキドキしたいと童心に帰ってみれば
時々我に帰る自分に恥ずかしくなる
どうでもいいことに意地になって
どんなことにも本気(マジ)になる

懐かしい温もりに包まれたなら
夜風を感じるのも悪くない
のどかな田舎道は僕を導いてくれるようだった

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2019/06/07
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コメント 息もつけないような仕事に追われる社会人。そんな人たちの故郷を想う気持ちを綴ってみました。
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